日曜日、梅雨らしい雨の休日である。
本日もPCと睨めっこ。

さて、画像は伊豆半島の中心部を走る私鉄をお借りしてのドラマ撮影
風景である。昨年のロケ終了から既に1年余り、時間の経つのはほん
とうに早いものである。先日も某ドラマ現場で当時のスタッフと再会、
でも今回は日帰りコースだったので二言、三言を交わすのみだった。
どうして鉄道の話かというと、昨日が道路の話だったから…。
制作者にとっては道路と同様に鉄道(車内や駅舎)を使った撮影は、
これまた必要不可欠でありハードルが高い。今では全国のフィルムコ
ミッションの尽力や鉄道各社の深い理解と協力があり、撮影し易い
環境にはなってきたと聞く。
しかしである。そうは言っても鉄道はそもそも旅客や貨物輸送が主た
る目的であって、撮影はむしろ目的外使用なのだ。
安全性はもとより、一般客の理解なくして成立できるものではない。
5年前をふと思い出した。ある関係者から「君たちの取組みは理解
できるが、各論部分では問題が多すぎる」と叱責されたことがあっ
た。そこで最初は難易度の低い案件から実績を重ね、ことあるごと
に三者協議、そして画像のよう車両をチャーターしホームや車内で
の撮影を成立させるに至った。
とくにこの路線は、単線でありながら20分間隔で運行しているた
め、空きダイヤに組み入れることが簡単ではない。
鉄道会社の理解と協力がなければ到底不可能なことであるが、見事
に撮影は成立した。この作品では田舎から都会へと繋がる大事なよ
りどころとして電車があった。連続ドラマという特性上お世話にな
った日数は延べ5日間位はあったろう。
辛く厳しい現場ではあったが、今思うとチャレンジした甲斐があっ
たなぁ…。(筆者的には大好きな作品である)
こうして今では、伊豆の交通各社の協力体制は全国見回してもトッ
プクラス。電車、バス、船と全て揃っているのだ…。
「あれっ?」何か足りない…。
そうだ、飛行機が足りなかった。
伊豆には飛行場や飛行機はどこにもない…のである。